エトス Weekly Press
豊かさの流れは、Give&Takeから始まる
◆◆エトス Weekly Press No.26◆2006年10月31日号◆◆
〜あなたの夢の実現と成功のために〜
https://www.ethos-net.com
◆目次 ****************************
1.今週のテーマから: Give&Takeのビジネス法則、浸透中
2.門田由貴子より: 豊かさの流れは、Give&Takeから始まる
3.エトスからご案内: セミナー企画募集&講師オーディション
4.編集後記: いよいよ11月、今年もあと2ヶ月
5.配信停止・送付先変更の手続き方法
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こんにちは、エトス プレスチーム 加藤和子です。
早いもので、10月も最後の日となりました。
この時期になると、ついつい先のことを考えるあまり、身近なことを
見過ごしてしまいそうになりますが、11月はまだまだこれから。弊社で
もイベントをたっぷりご用意しておりますので、是非お越し下さい。
さて今週の「エトス Weekly Press」を、お届けいたします。
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◆1.今週のテーマから: Give&Takeのビジネス法則、浸透中
先日某ビジネスフォーラムで、あるハイテク企業が、自社の技術をす
べて公開しているという事例を伺いました。
当然飛び交う質問は、「他社に技術を奪われないのか?」という危惧
です。
答えは、「それはある。しかし、うちがトップを維持できるので構わ
ない」。
説明によれば、技術を公開することで、他からの意見がどんどん入っ
てくるので、ますます自社の技術が高まる。また、苦情でさえも「無償
のテスト要員」と、大いに歓迎している、というのです。
「ひいては業界全体を牽引することになり、繁栄をもたらすのです」。
このような発想の転換は、世界的に起こっていて、今後大きな潮流と
なるのでは、とのこと。
理想として大いにうなずけるものの、すぐに会社全体で取り組むには
かなりの英断が必要になるのではと思います。
しかし、個人でなら、いかがでしょう。
既にすでに実践している人、そして大いに成功している人を、私はた
くさん知っています。
もちろん、弊社にもそんな好事例の情報が揃っております。
次項にて、さらに話を続けてまいりましょう。
エトス プレスチーム 加藤 和子
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◆2.門田由貴子より: 豊かさの流れは、Give&Takeから始まる
いきなり私事ですが、実は密かに母を尊敬しています。
「ウマイなぁ〜、カナワナイなぁ〜」と思うことの1つが、ささいな
ことですが、母はもらい物上手。なぜか「頂き物」が絶えないのです。
母の家で珍しい物を見つけると、すかさずに「それ、もらったの」。
「あぁ、それも○○さんがくれたの」。
どうやら、ほとんど現金を使うことなく、なぜか、欲しいものが手に
入っている様子です。
「スイカが食べたいなぁ〜」と思っているうちに、誰かが持って来る。
「新しい靴が欲しいなぁ〜」と思っていると、誰かが「買ったけどサイ
ズが合わないから」という理由でプレゼントしてくれる。
話を聞いてみると、そのタイミングがなんとまぁ、絶妙なのです。
母は、決して偉人ではないし、著名人でもない、普通のオバチャン。
どう考えても、何か特別なことなどありません。
なぜ、こんなに上手く物が廻ってくるのでしょう?
よくよく話を聞いてみると、その秘訣は・・・???。
なんと、プレゼント上手だったのです。
プレゼントと言っても、そんなに大袈裟なものではありません。実際
にしている行動と言えば・・・。
ある日、知人から丹波の黒豆が届く。<仕入原価=タダ>
→ 黒豆は母の好物なので、張り切って、鍋いっぱいに煮る。
→ その自信作の煮豆を一皿持って、仲良しの農家に遊びに行く。
→ おしゃべりした後で、白菜を1個タダでもらって帰る。
→ 何も考えず、大量に白菜の漬物を漬ける。当然、食べきれない。
→ 会う人ごとに、白菜の漬物をお裾分けする。(押し付け?)
→ その人達が、後日「先日のお礼に」と<何か>をくれる。
→ その<何か>は、丁度、母が欲しいと思っていたものだった!
だいたい、いつもこういうパターンのようです。
人様から頂戴したものを、欲張って独り占めするのではなく、喜んで、
ちょっとだけ付加価値を付けて、複数の人に差し上げる。その相手から
後日、別の形で<何か>が戻ってくる。
よーく考えてみると、最初の原材料より、はるかに大きな価値を結果
として手に入れている。
視点を変えてみると、ビジネスで成功している人も、同じことをやっ
ているのではないでしょうか?
技術や知識は、すべてがオリジナルということは少ないものです。必
ずや、誰かから教えてもらったり、お世話になっている人がいるはず。
そのご恩をしっかりと胸に抱いて感謝する。
そして、自分/自社というフィルターを通す事で、ちょっとだけ何か
付加価値を加えて別のものに変換し、複数の顧客に提供する事で、結果
として、一人ずつからは小額でも、全体とすればそれなりの利潤を得る。
よく言いますよね? 「Give&Take」と。
よく出来ている言葉です。先にGiveするから、後からTakeできる。
自分の持っている資源を、喜んで人様に差し出す・与える。
同時に、相手の方に喜んでいただき、ここでWin−Winが成立する。
だからこそ、それが廻りまわって、自分にも価値として戻ってくる。
「金は天下の回りもの」とも言います。
豊かな流れは、まず、自分の手元にあるものに感謝して、ちょっとだ
け付加価値を付けて、沢山の人に提供する。
これが始まりなのでしょう。
では、あなたには、何があるでしょうか?
知識・経験・人脈・愉快なパーソナリティ・才能・・・。
それに、ちょっとだけ付加価値を付けることで、大きな価値を生み出
すチャンスとなることでしょう。
身近な「わらしべ長者」研究家 門田 由貴子
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◆◆エトス Weekly Press No.26◆2006年10月31日号◆◆
〜あなたの夢の実現と成功のために〜
発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com
発行責任: 代表取締役 門田 由貴子
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