エトス Weekly Press
浅い「知識」から、深い「学び」「気付き」へ
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◆◆エトス Weekly Press No.44◆2007年3月6日号◆◆
〜あなたの夢の実現と成功のために〜
https://www.ethos-net.com
◆目次 ****************************
1.今週のテーマから: 一人のランナーがレースを変える
2.門田由貴子より: 知識から実行・実践、そして学びと気付きへ
3.エトスからご案内: 新規ワークショップをご案内します
4.編集後記: 子どもはキビシィ〜!?
5.配信停止・送付先変更の手続き方法
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こんにちは、エトス プレスチームの加藤和子です。
ひと雨ごとに春に近づく3月となりました。春の喜びとともに、出会
いと別れ、さまざまな変化の伴う時期でもありますね。
さて、今年の桜の開花時期ですが、気象庁からは、7日付けで1回目
の予想が発表されるそうです。本州は3月20日前後ということですが、
予想図の「桜前線」を見るだけで、はやワクワクしています。
それでは、今週の「エトス Weekly Press」をお届けいたします。
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◆1.今週のテーマより: 一人のランナーがレースを変える
マラソンを観るのが好きで、プロアマ問わず、マラソン・駅伝大会が
あるときは、沿道まで応援に行きます。
長距離を走るということは、さまざまなドラマがあり、観ているだけ
でも本当におもしろく、何よりひたむきに走り続けるランナーの姿に、
胸が熱くなります。
先日も、とあるマラソン大会に行きました。アマチュアの大会なので
すが、プロのマラソン選手が一人、ゲストとして招待されていました。
全力疾走ではなく、あくまでも「伴走者」として加わっているのです
が、その力強くかっこいいランニングスタイルは、集団に混じっていて
も、遠目からでも「あ、あの人がゲスト走者だな」とすぐにわかります。
そして、このゲストランナーがいるかいないかで、レースが俄然違っ
ていました。
その選手がいる集団には、他にない緊張感が生まれ、迫力が伝染する
のでしょうか、周りのランナーまでプロのようなかっこよさ。みな本当
にいい表情をしていて、苦しいながらも気持ち良さそうに駆けてゆきま
した。
一人の力の大きさ、影響力は本当に計り知れないものですね。
さて今回は、このような人の持つ可能性や影響力の大きさについて、
さらに話をすすめてまいります。
加藤 和子
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◆2.門田由貴子より: 知識から実行・実践、そして学びと気付きへ
コンサルティングや研修、カウンセリングの仕事に就いて、いろいろ
な企業や人とお付き合いさせていただく中で、つくづく感じることがあ
ります。
「伸びる企業と、伸びない企業の違い」
「成長できる人と、成長しない人の違い」
ダメ企業や足踏みプロジェクトと打ち合わせしていると、よく聞くフ
レーズがこれです。
「そんなの、知っているよ」
「5年前から、やっているよ」
「前にやったことあるけど、ダメだった」
そして、自ら成長・発展の可能性を断ち切ってしまう。
勿体無い事ですよね???
だって、「知っている」「やっている」と「できる/成果を出せる」
の間には、月とスッポン以上の差があるのですよ。
例えば、皆さんはいかがでしょうか?
◆例1: マイケルポーターの「5S分析」。
このWeekly Pressを毎号お読みになっている方のほとんどは、どこか
で習ったか、本などで勉強した事があると思います。
つまり、「知っている」レベルですよね?
しかし、その分析の前提条件・手順・書き方・仮説の導き方・得られ
る戦略の特徴などを、本当にご存知ですか? そして、それを使って、
本当にアナタにとって、役に立っていますか?
◆例2: 組織あるいは個人の「Vision」や「Mission」。
この言葉を知らない方は、まずいないでしょう。一部の企業や組織に
は、VisionやMissionと明示されたものが存在しています。
では、アナタには、その良し悪しは判断つきますか?
良いVision・Missionであるための条件は、ご存知ですか?
そもそも、VisionやMissionは、何を目的として存在するのですか?
それを理解したうえで、最適なVision・Missionを創っていますか?
アナタの職場は、その通りの最高の業務ができていますか?
1人ひとりの社員の行動は、Vision・Mission通りの行動ですか?
VisionやMissionほど、「ある」「知っている」から、「できている」
までの間の格差の大きいものはない、というべきものです。
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つまり。
本当に伸びる企業/成長する人は、この「知っている」「やっている」
と「出来ている」の差を冷静に受け止め、実態を把握しています。
だからこそ、現状の殻を打ち破り、次のステージへと歩みを進めること
ができるのでしょう。
一方で、ダメ企業、ダメな人には、それができない。
「知っているよ」「もうやっているよ」を言い訳にして、一生懸命に自
己防衛・自己正当化をして、それ以上の成長を自ら止めてしまっている。
こういう状態では、永遠に「学び」や「気付き」は手に入りません。
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私は、2つの言葉を、こんな風に定義しています。
◆「学ぶ」とは、単に知識を得る事ではない。
知識を実践の場に活かし、実践を通じて悩み、疑問を持ち、創意工夫
をして壁を乗り越え、そして身についたものこそが「学び」。
いわば、その人にとって「使える武器」。
◆「気付く」とは、新しい知識や発見ではない。
何か1つのことを、深く考え、真剣に行動するうちに、ふと、今まで
とは違う発想をする事がある。
「ひょっとして、自分のやり方が違っていたのでは?」
誰しも、良かれと思って行動しているが、実はよくないことがある。
そのときに、柔軟性を発揮し、謙虚に内省する事で、今までとは違う見
方・考え方ができるようになる。
「ワカッタァー! そういうことだったんだぁ〜!!!」
この、深い洞察・内省を経て、自己評価・自己批判の後に得る発見こ
そ、「気付き」。
上記の「学び」という武器を使いこなす「筋力」「生身の力量」に相
当するでしょうか。 ***
深いレベルで、「学び」「気付き」を体験した人は、表情から考え方、
発言、行動が、見違えるように変わっていきます。
組織で1人、こういう人が出現すると、その人の説得力・影響力は、
とどまるところを知らず。
アラアラという間に、チームや組織全体の雰囲気が変わっていくので
す。
どんな大きな変化・変革も、第一歩は1人の変化から起こるものです。
***
ITの進展に伴い、スピード化や情報の氾濫が激しくなっています。
だからこそ、一層「知っている」にとどまり、「学び」や「気付き」を
手に入れにくい環境になりつつあるようです。
そういう思いがあり、気がかりを感じていたので、皆さんに本当の
「学び」と「気付き」のチャンスを提供したいと、強く思うようになり
ました。
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今週から、1講座(2日間)単位でのご参加も受付開始いたします。
まずはアナタから、深い「学び」と「気付き」を体験して下さい。
すると、アナタ発で、大きな変化の渦が広がることでしょう。
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学びと気付きのナビゲータ 門田 由貴子
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◆◆エトス Weekly Press No.44◆2007年3月6日号◆◆
〜あなたの夢の実現と成功のために〜
発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com
発行責任: 代表取締役 門田 由貴子
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