ページの先頭です。
本文をスキップしてメニューを読む

Ethos(エトス)とは、人が生まれながらにして持っている資質・能力・倫理観など。

メールでのお問い合せ

エトス Weekly Press

混迷の時期、あなたを救う救世主は?

   ◆◆エトス Weekly Press No.124◆2008年12月24日号◆◆

        〜あなたの夢の実現と成功のために〜
            https://www.ethos-net.com

◆《目次》***************************

 1.今週のテーマ: 混迷の時期、あなたを救う救世主は?

 2.エトスからご案内: 現在、受付中のサービスのご案内  
   
  3.今週のオススメ: ストレスから、脳を保護するサプリメント

 4.編集後記: 株式会社エトス 年末年始のご案内  

********************************

◆1.今週のテーマ: 混迷の時期、あなたを救う救世主は?

 皆様こんにちは。門田 由貴子です。

 今日はクリスマス・イブ。
  皆様は、今日・明日のクリスマスを、どのようにお過ごしになる
ご予定でしょうか?

 元々、クリスマスは、イエス・キリストの生誕記念日。
  混乱の世の中を救うために、神から使わされた救世主の降臨を祝い、
家族が揃って、静かに感謝と祈りを捧げる日です。

 ところが、ここ最近の日本では、ケーキやチキンの丸焼きを食べて、
どんちゃん騒ぎをして、恋人達がデートをする日に成り下がりました。

 それが、マスメディアが「巣ごもりクリスマス」と名づけた通り、
今年は「家族で、家で静かに過ごす日」にもどるそうです。

 その理由は、金融破綻に始まった経済不安から。
  お金を使わずに過ごすためには、家で、家族と静かに過ごそうという
心理が働いたようですね。

 結果として、「本来のクリスマスのあり方」に戻ったわけです。

 ここに、ある傾向が見えてきませんか?

 
  そもそも金融破綻は、実体経済とかけ離れたところで、金融機関の
論理だけで、次々と金融派生商品(デリバティブ)を生み出してきた
ことに端を発しています。
 
  また、そもそも金融業は、製造業やサービス業などの実業を補佐する
役割として存在すべきものなのに、その金融機関が、いつの間にか
経済の主役に躍り出て、脚光を浴びていたのもオカシナ話です。

 円ドル為替に関しても、日本企業がもつ高い技術力、日本経済の底力
などの割りに、円が低く評価されていただけだ、と言う見解もあります。
  そう考えてみれば、現在は多少の行き過ぎはあるものの、円高水準に
落ち着くのも理解はできる話です。
  
  多くの経済学者や経済評論家が、「こんな状態はもう長続きしない」
と警告を発していました。
  今回の金融破綻・経済不安は、まさにその通りになったわけですね。

 つまり、「本質を見失ない、実体とかけ離れたもの」が、
「本来のあるべき姿に戻る」。

 そういう、本質への回帰とも呼ぶ現象が、地球上のいたるところで
起こっているように思えてなりません。

 食品の産地偽装問題や、偽装リサイクル事業の実態などが、次々に
明らかになっている動きも、その一部かもしれません。

 これから、ますます、ウソや人為的に隠されていたものが、自然に
人目にさらされ、真実が明らかになるのではないでしょうか?

 

 さて、では、個人レベルの話に目を向けてみましょう。

 ここ最近の金融不安・経済不安を反映しているようで、急にご依頼が
増えているのが、法人向け・個人向けの面談サービスです。

 特に、最近お目にかかる方々から感じる顕著な傾向は・・・。

 「美しい幻想的な自己像」と、「その人の実態」との乖離に翻弄され
て悩んでいる方。
  あるいは、両者の乖離が明らかになり、しかし、それを受け入れずに、
ショックや不安を感じている方。

 「私は昔から〜〜が得意だったのに、今は・・・ではない」
  「私は、もっと〜〜な人のはずなのに、今は・・・できていない」
 
  経済が好調のときは、うまく隠せてきたものが、経済破綻と共に、
明らかになってしまったのかもしれません。

 あるいは、経済の問題とは関係なく、その人の本質的な課題や問題が
目に見えるタイミングなのかもしれません。

 
  厳しい話かもしれませんが、処方箋は一つ。

 自分自身の、自分の仕事の、自分の会社の、「本来の姿」あるいは、
「本質的な役割」「本来の使命」「現在の実力」を深く見つめなおし、
それを受け入れた上で、その立ち位置から再出発することです。

 特に、自分の実力、自分の実績、自分の弱点を、客観的に冷静に見る
ことは、時として苦痛が伴います。とても勇気がいることです。

 しかし、「本当の自分」を偽って粉飾したままでは、新しい出発は
できません。
  たとえ、ムリヤリに戦略・戦術を考え出したとしても、実態に合わな
いものでは、うまくいかないばかりか、どこかで新たな問題が噴出して
くるでしょう。
 
 
  混迷の時期は、虚飾がはがれ落ちて、本物だけが生き残る時期なの
かもしれません。

 では、あなたの存在の本質は、何でしょうか?
  あなたの使命は?
  あなたの、本当にやりたいことは?
  あなたが、この世に生まれてきた理由は?
 
  あなたは、この世のために、何をするべき人なのでしょう?

 
  イエスが、混乱の世を救う救世主として、この世に生まれたのが
クリスマス。

 では、あなたを救うのは、何・誰でしょうか?

 あなたは、何を・誰を救うために生まれてきたのでしょうか?

 混乱と不安の時期。
  今、人々に必要なものは、一旦手を止めて、深い思索と静かな祈りを
する時間かもしれません。

 このクリスマスから年末年始の休暇に、あなたの内側から、
大いなる希望と輝きが見出されますように。

 それこそが、あなたに安心と幸福をもたらす、一番のギフトでは
ないでしょうか?

 どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。
 

             サンタクロースの弟子  門田 由貴子

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
   ◆◆エトス Weekly Press No.124◆2008年12月24日号◆◆

      〜あなたの夢の実現と成功のために〜

発行元: 株式会社エトス https://www.ethos-net.com

発行責任: 代表取締役 門田 由貴子

  (C)Copyright 2008, Ethos Inc.
記載事項の著作権は当社に帰属します。無断転載・流用はご遠慮下さい
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

エトス・メニュー