エトス Weekly Press
結果を出すために不可欠なものは?
◆◆エトス Weekly Press No.287 ◆2012年6月20日号◆◆
〜あなたの夢の実現と成長のために〜
https://www.ethos-net.com/index.html
◆《目次》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.今週のテーマ: 結果を出すために不可欠なものは?
2.今週のおすすめ: 月々¥4000。自宅でとりくむスキルアップ
3.株式会社エトスから: 受付中のセミナー、教材、商品のご案内
4.編集後記: 6月26日(火)は長岡に行きます!
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昨日の台風は、ものすごかったですね!!! 帰りに、駅を出た瞬間に
風と雨のカタマリが吹き付けてきて、傘は裏返し、一瞬で濡れネズミに
なりました。皆さまは大丈夫でしたか?
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◆1.今週のテーマ: 結果を出すために不可欠なものは?
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こんにちは、組織変革コンサルタントの門田由貴子です。
普段から、経営者から個人の方々まで、様々なお立場の方のお悩みや
ご相談を受けています。
基本的には、ご相談にお越しになる方の問題を解決し、目標の達成を
お手伝いしたい!という純粋で温かい気持ちでサポートしています。
とはいえ、ごくたまに、こんな風に感じてしまうことがあります。
「この人は、何とムシのいいことを期待しているのだろう?」と。
<ケース1>
Aさんは大手企業に勤める中堅社員です。
同年齢の方々は順調に係長に昇格していくのに、なぜか彼にだけは
そういう話が舞い込みません。
彼は、上司の紹介で、キャリアカウンセリングにやってきました。
持参いただいた職務経歴書の内容を確認し、スキルの棚卸をしながら、
Aさんの「優れた点」「目立った能力」を見つけるのに苦心していました。
業績と呼べそうな成果は、見当たらず。
会社に貢献できそうな目立つスキルは、なし。資格も、なし。
TOEICのスコアは・・・内緒にしておいた方がよさそうな数字です。
何か努力して勉強しているものは・・・なし。
そんなとき、彼が、こんな質問をぶつけてきました。
「なんか、努力なしで結果が出せるような、ノウハウとかテクニックと
かはありませんか? そういうのを教えてくださいよー!」
「・・・(唖然)。たとえば、どんなことですか?」
「たとえば・・・。
カッコいいプレゼンができたら、スゴイじゃないですかー」
「そりゃぁ、カッコいいプレゼンテーション技法を紹介することは可能
ですが、あなたは何をプレゼンしたいのですか?
会社にプレゼンしたいと思っている企画案はお持ちですか?」
「えー? 企画の内容は自分で考えるんですかー?」
「うっ・・・。普通は皆さん、そうしていますけど・・・」
「えー、面倒くさいなぁー」
この後、彼には、上司や会社から認めてもらうには、業務目標を達成
し、日頃からそれなりに努力や勉強が必要であることをご説明したこと
は、言うまでもありません。
<ケースB>
とあるセミナーで、「自信を手に入れる方法」をお話したら・・・。
セミナー終了後にBさんがアンケート用紙に残したコメントは・・・。
「自信をもつには、自分が先に充分な準備や練習をしておくことが必要
なんですね。それがよくわかりました」
えっ・・・?
ひょっとして彼女は、自分では何の準備も練習もせずに、自信満々に
なって仕事をうまく進められるようになる魔法でも期待していたので
しょうか?
自信が欲しければ、それに見合う努力が必要不可欠です。
自分の努力と、自信は、比例するものではないでしょうか?
<ケースC>
経営相談にお越しになったCさんは、中堅企業の社長さん。
彼のご相談は・・・。
「ウチの社員から業務改善提案が出なくて、困っているんです」
そこで、Cさんの会社の状況をヒアリングしてみます。
「提案を促進するような仕組みや制度はあるんですか?」
「提案を出すよう、朝礼では毎日のようにウルサく言っていますが、
促進するような方法とか、ちゃんとした制度はありません」
「社員の提案に対するインセンティブはご用意されていますか?」
「え? インセン・・・ってなんですか?」
「良い提案をしてくれた社員に差し上げるごホウビのことです」
「そんなのは、ありませんよ。
毎月、給料を払っているんだから、社員が自分の業務改善をするのは
当然じゃないですかー」
「では、社員が業務改善をしやすくなるように、改善手法や改善事例を
教える教育や研修はしていますか?」
「いえ、私が社長になってから、そんな研修をしたことはありません」
「では、どうやって御社の社員は、業務改善をして良い提案をすれば
いいのでしょうか? 着眼点とか改善アイディアは、どこで勉強
するのですか?」
「・・・そんなの、日頃から自分で考えればいいんじゃないですか?」
「あのー、本当に社員から業務改善案を出してほしいとお望みですか?」
「そりゃあ、もちろん!」
「インセンティブもない、制度もない、教育もしない、方法も教えない。
それで、どうやって社員は業務改善をすればいいのですか?
経営者として、社員が業務提案をしたくなるようなマネジメント上の
仕掛けを考えて、先に提供する必要があるのでは?
経営者側がそういうマネジメントを怠っていて、社員にだけ良い提案
を求めるのは、ずいぶん一方的で都合がいい考え方のように聞こえる
のですが・・・?」
「・・・確かに、言われてみればその通りですね・・・」
この後で、提案件数を増やす制度づくりやインセンティブ、業務改善
スキルを身に付けるための研修カリキュラム案などを具体的にアドバイ
スいたしました。
***
さて、上の3つのケースに共通する問題は、何でしょうか?
「INPUTをせずに、OUTPUTを期待する人たち」というのが、
私の見解です。
「棚からボタモチを期待している人」とも言えるかもしれません。
テーマが、会社経営でも、個人の仕事でも、自分に対する高い評価で
も、スキルアップでも共通して、インプットなくしてアウトプットが
出せるものではありません。
目的や目標、テーマ領域に応じて、インプットも様々です。
インプットとは、戦略立案など知恵を絞って考えることであり、
そこで決めた方法を繰り返し実行し、努力し、練習するために投入する
時間や労力、エネルギーです。
インプットなくして、アウトプットなし。
さて、あなたの2012年の目標は何でしょうか?
もちろん、その目標を断制するために、必要な努力や準備を怠りなく
進めて、充分なエネルギーを投入していますよね?
自分が投入したエネルギー量に見合ったものを、自分が受け取る。
これが、宇宙の法則です。
私も、今年の夏から、大きな目標に向けたチャレンジを始める予定
にしています。
今よりもっと多くのものを受け取りたいと思っていますので。
欲張りで貪欲な 門田 由貴子
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◆2.今週のおすすめ: 月々¥4000。自宅でとりくむスキルアップ
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ここ最近、あちこちのクライアント企業での話題は、ボーナスです。
ある企業は、史上最高益を記録したため、ボーナス支給額も最高額に
なった様子です。
ある企業では、ここ最近のプロジェクトの成果で業績好調なのに、
別の部門の大赤字のせいで、全社一律にボーナス額がカットされるとか。
とはいえ。大手企業では「個人実績に基づく人事考課」が主流になっ
ているため、全員が一律に同じ金額だけもらえるわけではありません。
中には、同僚には言えないほどの大きな金額をもらう人もいれば、
その反対に、同僚の半分ほどしかもらえない人もいるはずです。
その差をもたらすものは…?
もちろん、第一の要因は高い実績を出すことです。
では、個人として、実績を最大化するための方策は?
それはもう、日頃から継続的に、どれだけビジネススキルを磨きあげ
ているかどうか、にかかってきます。
億万長者は別として、私も含めた普通の人にとって、最もリターンの
大きい投資は、自己投資です。
例えば、考える力、アイディアを企画に仕上げる力、人を説得して
プロジェクトを速やかに進める力、多様な人とうまく人間関係を構築
する力…。
結局は、こういうスキルの一つひとつの積み重ねが、その人の実力と
実績を導き出しているのは、疑う余地もありません。
あなたのボーナスを、一時的な楽しみのために消費してしまうか?
輝かしい未来と人生を手に入れるために自己投資するか?
お金の使い方に関する意思決定は、それこそ、人生のクオリティを
左右するほどの結果に至ります。
もしも、貴重なボーナスをムダにすることなく、着実な投資回収効果
をもたらしたいと思うなら、当社イチオシのサービスはこちらです。
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毎月10日開講。
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毎月、講義(音声ファイル)とテキスト(PDF)を配信して、個人
ごとの学習成果を把握して、門田からコメントをお送りしていきます。
12ヶ月で、確実に実力が身に付くことをお約束します。
特に、「添削指導コース」では、毎月1〜2枚の詳しいフィードバック
レポートを作成してご提供しますので、ご自身の理解度や弱点の伸ばし方
が具体的にご理解いただけます。
6月末までのお申込みの方は、7月10日の開講(教材配信)です。
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◆3.株式会社エトス: 受付中のセミナー、教材、商品のご案内
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■7月19日(木)15:00〜17:00
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■2012年のセミナー開催スケジュールは、こちらでご確認いただけます
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【個別面談】ご希望の日時で<銀座>
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◆4. 編集後記: 6月26日(火)は長岡に行きます!
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ここしばらく首都圏の仕事がほとんどで、年に何度か大阪・名古屋に
行く程度でしたが、久々に新潟・長岡市への出張です。
6月26日(火)午後に、長岡商工会議所さん主催の講演会があります。
http://www.nagaokacci.or.jp/files/elfinder/240626erabareruhito.pdf
詳細は↑をご覧ください。
どなたでもご参加いただけますし、参加費もとってもリーズナブル。
新潟・長岡地区の方々とお会いできることを楽しみにしております。
ぜひぜひ、お立ち寄りくださいませ。
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ら、お気軽にお送りください。
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今号も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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◆◆エトス Weekly Press No.287◆2012年6月20日号◆◆
〜あなたの夢の実現と成長のために〜
発行元: 株式会社エトス
https://www.ethos-net.com/index.html
発行責任: 代表取締役 門田 由貴子
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